タイ・プーケット島在住。タイならではの出来事や日々の体験、個人的な思い出などを書きとめています。


by phuketbreakpoint
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先月の24日、バンコクの日本大使館で、「第一回・海外邦人安全対策会議」が開かれました。
鳥インフルエンザの人・人感染が発生した場合、日本国と、日本大使館は、どのような対応をとる予定なのか、パニックにならないよう、予め説明しておこうという趣旨のようです。
資料を見せてもらいましたが、かいつまんでいえば、一応、対応策は立ててはいるものの、新型インフルエンザが、どんな姿になって現れてくるのかは、今の時点では、予測が難しいということでした(まあ、当たり前の内容ですね)。

“在外邦人を、どのように保護していくのか”
も、書かれてはいましたが、行政担当の方たちにとって、それは、最優先課題ではないように思えます。現実的な話をすれば、
「最終的に、守らねばならない防衛ラインは、国内で暮らす日本国民の命であり、これを守るためなら、海外在住者は、多少犠牲にしても、止むなし」
そういった判断があったとしても、仕方がないことでしょう。
「硫黄島は失っても、本土だけは、絶対に守る」
そういうことですね。

“捨石部隊”
専門用語で、持久防御と呼ぶそうですが、
「できるだけ、そこで頑張ってくれ。そのうちに、きっと、迎えに行くから・・・・」
そういって、置き去りにされたまま、30年経っちゃったりするわけです。
いよいよ、事態が、ひっ迫してくると、本土から、激励電報が届きます。
「僕たちの先輩、西岡中佐。死んで、護国の鬼となってください」
母校・高井戸第四小学校の後輩たちからですね。
「見事な、最期でした・・・」
生き残った人たちが、そう報告してくれるでしょう。

もしかしたら、救出用の自衛隊機が迎えにきてくれるかもしれませんが、それに乗れる人数も限られています。まあ、私自身は、この島の土になっても、なんら悔いはないのですが、女房と子どもたちだけは、脱出用の専用機に、なんとか、もぐりこませてやりたいものです。その前に、バンコクにいるマヨムと、どうやって合流すべきかも、考えておかねばなりません。
もちろん、私自身も家族と一緒に行きたいのですが、
「あれ?西岡は、どうした?」
「校長なら、一番機に乗って、早々と帰国しちゃいましたよ」
そういうわけにも、いかんと思うんですよ、やっぱり・・・。
「お父ちゃんは、最後まで、立派に戦うぞー」
家族には、そう言い残しておいて、バングラーに直行し、最後の晩餐というのも、いいかもしれません。

帰国した在留者は、強制収容所みたいな検疫所に、入れられてしまうのでしょうか(たぶん)。
きよみも、転校先の小学校で、
「病原菌が来たー、逃げろー」
なんて、みんなから虐められるんでしょうねえ(可哀想だなー、グスン)
そんなことになった場合に備えて、ここで、完全シュミレーション。
題して、
「プーケット日本人会が、あなたを救う!」

西暦20XX年X月。
鳥インフルエンザの、人・人感染が、ついに発生しました。
「大変だー、とうとう始まったぞー。早く、日本に帰らないと」
この時点では、プーケットからの帰国便は、まだ制限されてはいないと思いますが、パニックが起こって、フライトの予約が入らないことは、十分に予測できます。
しかし、ご安心ください。
こういうときのために、プーケット日本人会は存在しているのです。
すぐに、松本会長が、在タイ日本国大使館、JAL,ANA等の関係各局に連絡を入れて、優先的に、予約が入るよう、手はずをとってくれるはずです(たぶん)。

が、しかし・・・・、
「帰国希望者が多すぎて、成田の検疫所がパンク状態だって?」
「しばらく、『現地で待機せよ』ってか?」
「オレたちを、見殺しに、する気かー!」
でも、安心してください。
こういうときのために、日本人会は存在しているのです。
すぐさま、松本会長が外務省、厚生省等、各省庁に連絡を入れて、ワクチンを空輸してくれるはずです。

「何、そのワクチンが、まるで効かない!?」
「日本には、有効な薬は、存在しないだって?」
「今、急いで開発している最中だから、もうちょっと、待ってくれだと?」
しかし、安心してください。
こういうときのために、日本人会は存在しているのです。
すぐさま、松本会長が、与党、野党を問わず、各国会議員に連絡を入れて、国連に働きかけ、もっと、よく効く、新型ワクチンの援助申請をしてくれるはずです。

「なに?申請が多すぎて、プーケットに、ワクチンが届くのは、早くて、一ヵ月後だって?」
「しかも、人心が荒んで、暴動が起き、サイクロンも接近中?」
「ダメ押しで、インドネシア沖で、また大規模な地震発生、津波の確率は、90パーセント以上だと?」
「もう、だめだー。逃げようがない!!!」
しかし、安心してください。
こういうときのために、日本人会は存在しているのです。
すぐさま、松本会長が、アメリカ合衆国・新大統領のバラック・オバマ氏(たぶん、そうなる)に、ホットラインを入れて(どうやって、電話番号を調べるのかは、不明ですが・・・)、日本人会・会員の救出を依頼してくれるはずです。

「おおっ、見ろっ!合衆国・海兵隊の武装ヘリが、助けにきてくれたぞー!」
「さすが、日本人会だー!」
「助かったー!」
ところが・・・・・
「えっ?何だって・・・!?」
「会費を滞納してる人は、席がない?」
「じゃあ、あそこで、座ってる人たちは、どうなんだ?」
「つい、さっき、入会手続きを、終えたばかりの新会員だって?」
「じゃあ、OOさんと、OOさんは?あの人たち、もう何年も、会費払ってないでしょう。あっ!OOさんまで、座ってる!」
「滞納してた、5年分の会費を、搭乗口で一度に払っていったから、今日から、再び会員だって?」
「インチキくせーなあ。よし、じゃあ、オレも今、ここで払うぞ。お金、お金・・・・・、あっ!財布忘れたー!」

危機対策なら、日本人会に、お任せください。
でも、みなさん、会費は毎年、ちゃんと払いましょうね。
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by phuketbreakpoint | 2008-07-14 10:28